研究課題/領域番号 |
24592517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
板持 広明 鳥取大学, 医学部, 准教授 (20314601)
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研究分担者 |
佐藤 慎也 鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (10423261)
佐藤 誠也 鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (30621007)
原田 省 鳥取大学, 医学部, 教授 (40218649)
島田 宗昭 鳥取大学, 医学部, 講師 (40362892)
千酌 潤 (浪花 潤) 鳥取大学, 医学部附属病院, 医員 (70467702)
大石 徹郎 鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (80359877)
紀川 純三 鳥取大学, 医学部附属病院, 教授 (00177784)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / FGFR2 |
研究成果の概要 |
卵巣明細胞腺癌112例の組織検体を用い、免疫組織化学にてFGFR2およびその下流のシグナル伝達経路の蛋白発現を検討した。 腫瘍組織中のFGFR2蛋白発現は96%の症例で観察された。FGFR2中・高発現群の生存率は有意に低く、その発現強度は独立予後因子であった。明細胞腺癌株に対するFGFR阻害剤(PD173074)のIC50は、FGFR2強発現株で有意に低かった。また、FGFR阻害剤添加によりpAkおよびpERK蛋白発現の抑制と、G1期停止が観察された。 したがって、難治性卵巣明細胞腺癌においてFGFR2は重要なバイオマーカーであり、FGFR2経路を標的とした新規治療戦略の開発が期待できる。
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