研究課題/領域番号 |
24592538
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
香取 幸夫 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20261620)
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研究分担者 |
川瀬 哲明 東北大学, 大学院医工学研究科, 教授 (50169728)
工藤 貴之 東北大学, 大学院医学系研究科, 非常勤講師 (80451590)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 蝸牛 / 聴覚 / アクチン / APC蛋白 / 免疫組織化学 / APC蛋白 / 内耳蝸牛 / ラセン靭帯 / 線維細胞 / 細胞骨格 / 音受容 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究では蝸牛の構成細胞、すなわち支持細胞と感覚有毛細胞は剛性と細胞の極性を保つ働きを担っている細胞骨格蛋白アクチン蛋白の配列を制御するAPC蛋白(大腸腺ポリープ蛋白)の発現部位を免疫組織化学法より検討した。マウス蝸牛でのAPC蛋白の局在を免疫蛍光抗体法により観察し、蝸牛軸付近の歯間細胞と、音刺激で振動する基底板外側に位置するⅡ型線維細胞に強く発現することを明らかにした。一方、感覚有毛細胞やその近傍の支持細胞である柱細胞には成体において発現を認めず、APC蛋白以外の分子がアクチン配列の修飾に関与している可能性が考えられる。
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