研究課題
基盤研究(C)
近年、歯科ではオゾンを口腔内消毒薬の代替に用いるための議論がなされている。我々はオゾンを含むグリセリン溶液のオゾンジェルを開発してきた。オゾンジェルは不快な匂いも無く長期間にわたり殺菌効果を示し、細菌による耐性を生じさせない特性を有している。本研究では、このオゾンジェルの口腔内粘膜刺激性試験による安全性の評価、止血作用、抗菌作用について評価した。その結果、オゾンジェルは口腔内粘膜に対し極めて刺激が少ないことが明らかとなった。また、止血効果はボスミン溶液は液体トロンビンと同程度の活性を有していた。オゾンジェルはすみやかに抗菌作用を示すことが明らかとなった。
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