研究課題/領域番号 |
24621005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
睡眠科学
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研究機関 | 九州大学 (2013-2014) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
吉村 力 九州大学, 大学病院, 学術研究員 (20511885)
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研究分担者 |
森 潔 京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (60343232)
陳 和夫 京都大学, 大学院医学研究科, 特定教授 (90197640)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 睡眠時無呼吸 / Ngal / 腎障害 / バイオマーカー / 閉塞型睡眠時無呼吸 / 好中球ゼラチラーゼ結合性リポカリン / 血管内皮機能 / 睡眠時無呼吸症候群 / 間欠的低酸素 / 細胞実験 / NGAL / 気道上皮 / 好中球ゼラチラーゼ結合性リポカリン(NGAL) |
研究成果の概要 |
102人の閉塞型睡眠時無呼吸(OSA)患者で血中好中球ゼラチラーゼ結合性リポカリン(NGAL)濃度を測定し、OSA重症度との関連を検討した。持続的気道様圧(CPAP)治療症例では治療3か月後に血中NGAL濃度を再測定した。血中NGAL濃度はOSA重症度と有意な正相関を示した。年齢、体重などの交絡因子を考慮した多変量解析においても酸素飽和度低下指数は独立したNGAL濃度の決定因子であった。25例にCPAP治療を行ったが、治療後のNGAL濃度には変化は見られなかった。OSAは血中NGAL濃度上昇因子であるが、その寄与度は小さく、OSA特有のバイオマーカーとして用いるのは困難と考えられた。
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