研究課題/領域番号 |
24650146
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
赤平 昌文 筑波大学, 名誉教授 (70017424)
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研究分担者 |
青嶋 誠 筑波大学, 数理物質系, 教授 (90246679)
小池 健一 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (90260471)
大谷内 奈穂 筑波大学, 数理物質系, 助教 (40375374)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 統計的推測 / 標本空間 / 情報量 / 分布 / 統計量 / 推定 / 検定 / 確率分布 |
研究成果の概要 |
大きさnの標本の値域である標本空間Hをn次元ユークリッド空間とし、これを制限して標本の最小値と最大値の凸結合の値域から成る制約標本空間をH"とし、統計的実験を標本空間、標本及びその密度の組で定義して、空間H、H"に対応する実験をそれぞれE、 E"とする。このとき、位置母数θをもつ両側切断分布のθの推定問題を考えると、「位置共変推定の観点からは実験H"がHに比べて漸近的に情報量を保存する」と予想される。本研究では、この予想は否定的に解決され、一般化情報量を用いて実験Hに対するH"の漸近情報量損失を求めることができた。このことは、実験Hがもつ情報量を実験H"では捉えきれないことを示している。
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