研究課題/領域番号 |
24650173
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
中込 隆之 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (80434950)
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連携研究者 |
松山 知弘 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (10219529)
田口 明彦 (財)先端医療振興財団, 研究部, 部長 (10359276)
相馬 俊裕 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (40273619)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 神経再生 / 血管新生 / 神経幹細胞 / 多能性幹細胞 / 脳梗塞 / 虚血 / ペリサイト / 神経分化 / 血管分化 |
研究成果の概要 |
本研究では、脳梗塞病態下で誘導される脳傷害誘導性神経幹細胞 (iNSPCs) が神経系の細胞のみならず、血管系の細胞にも分化し得る多分化能を有するかどうかに関して検討した。その結果、iNSPCsは虚血負荷にて多能性幹細胞としての特性を獲得し、培養条件により、神経系と血管系の細胞の両方のlineageの細胞に分化することが明らかとなった。以上の所見は脳傷害後の梗塞領域では、神経及び血管の修復機構が同時に起こり得ることを強く示唆しており、iNSPCsは脳梗塞などの脳傷害病態下における神経・血管再生機構にとって重要な役割を果たしているものと考えられる。
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