研究課題/領域番号 |
24650251
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
阿部 裕輔 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90193010)
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研究協力者 |
原 伸太郎 東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
圦本 晃海 東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 体内埋込式人工腎臓 / サイクロン型血液連続遠心分離法 / 人工腎臓 / 遠心分離 / サイクロン管 / 人工臓器 |
研究概要 |
人工透析術はすでに確立した治療法であるが、患者の時間的拘束が大きく、医療費への負担も大きい。この現状を打破するためには体内埋込式人工腎臓の開発は急務である。本研究は、体内埋込式人工腎臓を開発するためにサイクロン型血液連続遠心分離法を提案し、その基礎研究として、3種類のサイクロン管を作製して血液濃縮実験を行った。実験の結果、赤血球濃度に有意な変化はみられなかったが、サイクロン管中心部に赤い柱が観察された。この赤柱は管内の2次流れにより集積した赤血球だと思われた。今後、サイクロン管による赤血球の濃縮分離の可能性を示すためには、ハイスピードカメラを用いた上部流出口付近の観察等が必要である。
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