研究課題/領域番号 |
24650308
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中澤 公孝 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90360677)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 動機づけ / リハビリテーション / やる気 / 脊髄反射 / 動機付け / 可塑性 |
研究成果の概要 |
リハビリテーションにおける患者のやる気が帰結に与える効果を明らかにするために、伸張反射学習過程における課題成功時の指導者による言葉かけや金銭的報酬が中枢神経の可塑的変化を促進するのか否かを検証することを目標とした。やる気を増大させる新たなニューロモジュレーション手法(tDCs)を取り入れ、脊髄反射減少学習課題を行った。その結果、10日間のトレーニングによりH反射振幅の平均値は減少した。そして、tDCsによりやる気にかかわる脳内部位を刺激した群の方でこの傾向が顕著な傾向があった。本研究の結果は、やる気にかかわる脳部位の活動を高めることで、脊髄の運動学習が促進することを示唆するものであった。
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