研究課題/領域番号 |
24651022
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
林 武司 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (60431805)
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研究分担者 |
安原 正也 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (40358205)
中村 高志 山梨大学, 医学工学総合研究部, 特任助教 (60538057)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 都市域 / 水循環 / 地下水涵養 / 上下水道漏水 / PPCPs / 地下水汚染 / マルチトレーサー / マルチアイソトープ / 都市の地下水 / 地下水涵養機構 / 水質形成機構 / 下水漏水 / 環境同位体 |
研究概要 |
東京都の武蔵野台地上を流れる典型的な都市河川の流域において,PPCPs(医薬品・パーソナルケア用品)による地表水・浅層地下水の汚染の現状を把握した.PPCPsによる地下水汚染は,市街地に属する下流域だけでなく郊外に位置する上流域においても広く認められ,下水道普及率が100%であっても,下水漏水が広く生じていることが示された.また,地下水のPPCPs組成は季節変動を有することが明らかとなり,季節変動を考慮した汚染評価が必要であることが示された.PPCPs組成の把握とマルチトレーサー・マルチアイソトープ手法を統合することで,地下水涵養・水質形成機構のより詳細な評価が可能となることを示した.
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