研究課題/領域番号 |
24651055
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
太田 成男 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00125832)
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連携研究者 |
上村 尚美 日本医科大学, 老人病研究所生化学部門, 准教授 (60283800)
ウォルフ アレクサンダー 日本医科大学, 老人病研究所生化学部門, 講師 (20434136)
西槙 貴代美 日本医科大学, 老人病研究所生化学部門, マネジメントスタッフ (00465345)
一宮 治美 日本医科大学, 老人病研究所生化学部門, アシスタントサポートスタッフ (40553251)
横田 隆 日本医科大学, 老人病研究所分子生物学部門, マネジメントスタッフ (30445829)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 損傷 / 水素分子 / 抗酸化物質 |
研究概要 |
放射線によって ヒドロキシルラジカルが生じ、それがトリッガーとなってラジカル連鎖反応を生じさせ、主に細胞膜において細胞障害をあたえることが知られている。低濃度の水素は、ラジカル反応誘発剤による細胞障害も抑制したので、水素は少量でも脂質ラジカルを抑制することにより連鎖反応を抑制して細胞を保護することを明らかにした。さらに、低い水素濃度でも、細胞膜の脂質過酸化を抑制することを明らかにした。 本研究では、放射線障害を水素が抑制する可能性を示唆し、その分子機構の一端を明らかにしたが、それをそのまま社会に適用するためには不十分である。
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