研究課題
挑戦的萌芽研究
効率的なアンモニア生成のための光エネルギーのみを用いた21世紀型の新たな触媒を開発し、その可能性を調査する研究を行った。結果として、シクロデキストリンがリチウムイオン内包フラーレンを包接した包接錯体の存在を示唆することができたが、触媒を単離精製するまでに到らなかった。しかし、これまで不明だったリチウムイオン内包フラーレン材料の基礎的な分光学的特性を世界に先駆けて明らかにするとともに、7Li-固体NMRを測定することにより、そのケミカルシフトによりLiのフラーレンケージへの内包を判別する方法を新規に開発した。今回の発見は、リチウムイオン内包フラーレンの研究の新たな礎になるものと考えられる。
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Molecular Crystals and Liquid Crystals
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