研究課題
挑戦的萌芽研究
回転分子モーターF1-ATPaseの固定子であるα3β3リングに回転子として二重鎖DNAを差し込んだハイブリッドモーターDNA-F1を作製した。DNA-F1はATP依存的に一方向に大きくバイアスがかかったステップ回転運動をみせた。一方向性回転の効率の改善や歩留まりの改善が課題として残ったが、ハイブリッド回転ナノモーター創製の足掛かりは達成できた。さらにハイブリッドモーターの新しい材料として腸球菌由来V1-ATPaseの1分子回転観察系を構築し、回転運動の基本特性を明らかにすることに成功した。
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