研究課題/領域番号 |
24651205
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
木村 一郎 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60225026)
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研究分担者 |
清水 康行 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (20261331)
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連携研究者 |
平島 寛行 独立行政法人防災科学技術研究所, 雪氷防災研究センター, 主任研究員 (00425513)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 雪崩 / 雪氷災害 / 数値解析 / 粒子法 / MPS / 減勢工 |
研究成果の概要 |
本研究は雪崩のダイナミズムをシミュレートする「数値雪崩モデル」の構築を行うとともに,これを用いた雪崩減勢工の最適設計法を提案するものである.雪崩運動の物理的特徴は雪物性の不確定性に起因する運動形態の時空間的複雑性にある.このため煙型雪崩,流動型雪崩などの異なる運動形態が存在し,単一モデルによるアプローチは困難とされてきた.本研究は,これらの困難を粒子法の一種であるMPS法をベースに独自の工夫を施すことで克服し,雪崩運動を統一的に記述し定量的予測を可能とする汎用数値雪崩モデルを構築した.このモデルを,代表的な雪崩減勢工の基本形周辺の粒子流に適用し,実験結果等と比較することでその妥当性を示した.
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