研究課題/領域番号 |
24653115
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 総合地球環境学研究所 (2013-2015) 名古屋大学 (2012) |
研究代表者 |
王 智弘 総合地球環境学研究所, 研究部, プロジェクト研究員 (60614790)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 資源 / 統治 / 住民運動 / 環境保全 / レトリック / 風土 / 環境 / ガバナンス / 周縁 / 漁業者 / 水産資源 / 森林資源 / 天然資源 / 資源保全 |
研究成果の概要 |
森と海を視野に入れた分析枠組みで、開発と環境をめぐる日本の経験を再検討した。世界遺産に登録された屋久島では、島民にとっての水産資源の存在が国有林の開発に与えた影響と、漁業者の視点から資源開発史を明らかにした。また、森と海を一体的に捉える漁業者による植林活動を資源の統治に対する抵抗と捉えて、公害反対運動の歴史に照らしながら、その地域性や歴史性、「日本的なるもの」について考察した。各時代の代表的な住民運動に見られる問題を総合的に捉える視角、資源の統治をめぐるアイデンティティの役割、言葉による抵抗に見られるレトリックの特徴など、人文学から資源・環境問題へアプローチする可能性が見いだされた。
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