研究課題/領域番号 |
24654077
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
丸山 和純 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (80375401)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ニュートリノ / 質量 / 直接測定 / 絶対質量 / 飛行時間測定 / 国際情報交換、米国、欧州 |
研究成果の概要 |
素粒子物理に残された問題の中の一つに、ニュートリノ質量が未だ直接測定されていないという問題がある。ニュートリノ振動で測定できるのは、複数ある質量固有値の2乗差のみ。本研究は、ニュートリノが特殊相対論に基づいて運動すると仮定し、ニュートリノの生成地点と検出地点間の飛行時間エネルギー依存性を測定することによってニュートリノ質量絶対値を探索する方法を探る。 まず始めのトライとしてT2K実験で295km飛行するニュートリノの飛行時間エネルギー依存性を測定し、μニュートリノの質量に上限を与えた。また、その上限値を更に小さくするために、ハードウエア精密較正や異なったビーム・検出器を使う方法について考察した。
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