研究課題/領域番号 |
24655067
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
早川 滋雄 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00156423)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 質量分析法 / 負イオン生成 / 表面電離 / アルカリ金属 / 電子移動 / 生体分子 / タンデム質量分析法 / 負イオン化法 |
研究成果の概要 |
質量分析法でのイオン化法の開発は非常に重要である。申請者は、アルカリ金属からの電子移動を用いた表面電離負イオン化法が、従来にないソフトなイオン源として利用できる可能性を見出した。本現象を利用したイオン源を開発し質量分析装置への取り付けを行い、負イオンの測定を行った。 高沸点化合物を用いた測定で、従来の化学イオン化法でのm/z 800以下でのイオンが観測に対して、今回開発した表面電離負イオン化法では、m/z 1000以上でも強い負イオンを観測し、解離がかなり抑えられていることが分かった。開発した負イオン化法は、解離が非常に起こりにくいソフトなイオン化法であることが明確となった。
|