研究課題/領域番号 |
24655132
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
舟橋 正浩 香川大学, 工学部, 教授 (90262287)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 液晶 / 液晶性半導体 / 強誘電性液晶 / 異常光起電力効果 / オリゴシロキサン / キラルスメクティックC相 / ホール輸送 / 自発分極 / ポリシロキサン / オリゴチオフェン / 電荷輸送 |
研究概要 |
フェニルターチオフェン骨格を有し、側鎖にデセニル基、ジシロキサン鎖、シクロテトラシロキサン環を有する化合物を合成した。これらの化合物は高温側で強誘電相であるキラルスメクティックC (SmC*)相を示した。嵩高い環状シロキサン部位を有する化合物も、SmC*相を示した。これらの化合物の自発分極は100 nC/cm2を超、SmC*相でのホール移動度は10^-4 cm2/Vsのオーダーで、あった。直流電圧印加後、電圧を0のして紫外光パルスを照射したところ、逆向きに光電流が発生した。光電流の極性は、照射前の電圧の極性により反転した。世界で初めて、強誘電性液晶中で異常光起電力効果を確認することに成功した。
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