研究課題
挑戦的萌芽研究
製鉄などの金属精錬において、溶融金属中に溶解している酸素、水素および窒素ガス成分の制御は、精錬物の品質に直結するため非常に重要な案件である。しかしながら、窒素ガスをセンシング可能とする窒化物イオン伝導体が未だ見つかっていないため、現時点ではこれらのガスの中で唯一窒素ガスのみセンシングが不可能である。そこで本研究申請では窒素ガスセンシングを可能とする窒化物イオン伝導性を有する材料の創成を行うことを目的として行った。その結果、窒化ケイ素やガリウム系窒化物の窒化物イオン伝導の有無は1000℃付近以下では確認されず、より高温域にて発現される可能性が見出された。
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International Journal of Hydrogen Energy
巻: Vol. 38(16) ページ: 6842-6847
巻: 38 号: 16 ページ: 6842-6847
10.1016/j.ijhydene.2013.03.050