研究課題/領域番号 |
24656323
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
李 柱国 山口大学, 理工学研究科, 准教授 (50432737)
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研究分担者 |
松尾 栄治 九州産業大学, 工学部, 准教授 (10284267)
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研究協力者 |
谷川 恭雄 名古屋大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 気泡コンクリート / 二酸化炭素固定 / アルカリ性 / 力学性能 / 炭酸塩化反応 / 炭酸ガス漏れ / 乾燥収縮 / コンクリート / 二酸化炭素 / 炭酸塩反応 / 固定量 / 密閉攪拌 / 凝結 |
研究成果の概要 |
コンクリートのCO2固定技術の開発を目指して、CO2気泡をセメントペーストに混入してCO2気泡コンクリート(CFC)の製造を試みた。CFCの凝結性状、力学性能、アルカリ性、体積変化、化学的炭素固定量および内部構造などを考察し、セメントの種類、水セメント比,気泡量および養生方法と期間などの影響を検討した。その結果として、CO2気泡の混入は、CFCの凝結性、力学性能、吸水性および乾燥収縮に影響を与えない。水セメント比が0.35以上であれば,1年材齢のCFCのpH値は11.5以上維持できる。気泡量がある限界値より小さければ、炭酸ガスの漏れは極めて少ない。CFCの炭酸塩反応は少ないことを明らかにした。
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