研究課題/領域番号 |
24656340
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
河井 康人 関西大学, 環境都市工学部, 教授 (70121796)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 遮音壁 / エッジ効果 / 流れ抵抗 / 粒子速度 / 鏡像法 / 境界積分方程式 / 防音塀 / 面密度 / 回折音 / エッジ効果抑制 / グラデーション |
研究成果の概要 |
近年、道路交通や鉄道等の騒音防止のため、遮音壁が広く用いられている。交通量の激しい道路沿いでは、所望の騒音低減量確保のため、高い遮音壁が設置されることが多いが、景観や設置コスト等の面から望ましいものではない。このため、高さを抑えた多くの先端改良型遮音壁が提案されてきた。本研究では、従来の先端改良型とは異なり、エッジ効果を抑制するという新しい考え方をベースにした遮音壁を提案し、その遮音効果を理論的、実験的に確かめた。数値解析では、エッジ効果をインピーダンスが次第に減少する薄い吸音層によって抑制することで、回折音を大きく低減できることが示された。この研究成果は既に製品化され、広く使用されている。
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