研究課題/領域番号 |
24658065
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
中村 進一 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (00322339)
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研究分担者 |
鈴井 伸郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究副主幹 (20391287)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | グルタチオン / 亜鉛 / 篩管 / PETIS |
研究成果の概要 |
これまでの研究でグルタチオンを植物(アブラナ)の葉に部位特異的に与えると植物体の地上部に移行・蓄積する亜鉛(Zn)の量が有意に増加する現象を見出している。この現象は葉に与えたグルタチオンによって誘導されたシグナルが篩管内を長距離移行して、根において機能して起こると考えられた。この篩管を長距離移行するシグナルの候補として、グルタチオンやタンパク質に着目した。葉におけるグルタチオン処理に応答した篩管液グルタチオンや篩管液タンパク質の変化を観察することができた。ポジトロンイメージング実験ではグルタチオンによって亜鉛の吸収や移行が活性化されている様子を可視化することができた。
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