研究課題/領域番号 |
24659106
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田口 徹 名古屋大学, 環境医学研究所, 助教 (90464156)
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連携研究者 |
片野坂 公明 名古屋大学, 環境医学研究所, 助教 (50335006)
林 功栄 名古屋大学, 環境医学研究所, 研究員 (00579592)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 筋・筋膜性疼痛 / 侵害受容器 / 痛み / 筋-筋膜間相互作用 / 感覚センサー / 光遺伝学 / チャネルロドプシン / サルコペニア / 筋・筋膜間相互作用 / チャネルロドプシン2 / 下腿筋膜 / 脊髄 / Peripherin / CGRP |
研究成果の概要 |
肩こりや腰痛などの筋・筋膜性疼痛は、先進国に共通した慢性難治性疾患である。筋膜組織はその痛みの発生源として重要であると信じられてきたが、これまでにその実証はなかった。本研究では、1) ラットの下腿筋膜に侵害受容線維が分布すること、2) 機械・化学・熱などの痛み刺激に応じる侵害受容器が分布すること、3) 筋膜からの侵害情報が脊髄後角表層の痛覚伝導路に入力することを実証した。以上の結果は、筋膜が単なる支持組織ではなく、侵害受容を担う感覚組織であることを示しており、筋・筋膜性疼痛における筋膜の関与を示唆する。
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