研究課題
挑戦的萌芽研究
人工zinc finger融合タンパクと小分子RNAという二つのアプローチにより、DNAメチル化の人為的制御が可能であると考え、新しい方法論の確立をめざした。本研究では、① 人工Zinc FingerタンパクとMIWI2融合タンパクによる生殖細胞での新規DNAメチル化導入、および、② 小分子RNAを用いた、二本鎖DNAと一本鎖RNAからなる三重鎖(Triplex)形成による培養細胞での新規DNAメチル化導入、についての研究をおこなった。残念ながら、②の方法論は失敗に終わったが、①はシステムの確立に成功し、現在、胎生期の雄性生殖細胞におけるMIWI2の機能解析をおこなっている。
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http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/nakano/researches.html