研究課題
挑戦的萌芽研究
2型糖尿病の膵島アミロイド沈着について検討した。アミロイド沈着は欧米人では90%以上の患者にみられるが、日本人では28%と低く、膵島内占有面積も17.5%と軽度であった。アミロイド沈着はBMI高値群で頻度が高く、インスリン抵抗性と関連し、今後わが国でも頻度が高くなる可能性がある。アミロイド沈着群では、非沈着群に比し、より高度の膵β細胞容積の減少がみられ、アミロイドがβ細胞の脱落を促進していることが示された。さらに、アミロイド沈着は活性化マクロファージの浸潤を伴い、催炎症反応によってβ細胞の脱落を促進している可能性が示された。この機構を制御することは新しい糖尿病治療の標的となるものと考えられる。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 17件) 学会発表 (25件) (うち招待講演 5件) 図書 (5件)
Diabetes Care 2014 Apr 4
巻: [Epub ahead of print](PMID:24705612)
J Diabetes Invest
巻: 5 号: 1 ページ: 38-47
10.1111/jdi.12118
PLoS One
巻: 9 号: 1 ページ: e84725-e84725
10.1371/journal.pone.0084725
Diabetes Care
巻: 37
巻: 9
Endocrinology
巻: 154 号: 12 ページ: 4512-24
10.1210/en.2013-1578
Pancreas
巻: 42 号: 5 ページ: 786-794
10.1097/mpa.0b013e318287c9b5
巻: 8 号: 8 ページ: e74247-e74247
10.1371/journal.pone.0074247
巻: 154 ページ: 4512-4524
巻: 8
Eur J Pharmacol
巻: 691 号: 1-3 ページ: 297-306
10.1016/j.ejphar.2012.07.030
巻: 3 号: 1 ページ: 1-2
10.1111/j.2040-1124.2011.00192.x
巻: 3 号: 3 ページ: 235-244
10.1111/j.2040-1124.2011.00173.x
PloS One
巻: 7 号: 1 ページ: e30134-e30134
10.1371/journal.pone.0030134
巻: 3 号: 5 ページ: 429-31
10.1111/j.2040-1124.2012.00236.x
巻: 3(1)
巻: 3(5) ページ: 429-431