研究課題/領域番号 |
24659393
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
廣岡 良隆 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90284497)
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研究分担者 |
阿部 弘太郎 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20588107)
岸 拓弥 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70423514)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 循環器・高血圧 / 生理活性 / 生理学 / 薬剤反応性 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
肺高血圧は肺血管過収縮・リモデリング・病理学的変化から成り、右心不全を合併すると極めて治療困難・予後不良となる原因不明の病態である。本研究では、従来の肺血管病変形成における腫瘍的な変化の観点とは異なり、血行動態・自律神経系の関与に着目して研究を行った。 肺高血圧モデルラットを用いて新規エンドセリン受容体拮抗薬、トロンビン受容体拮抗薬が肺血管特異的に作用し血行動態の改善を介して病態の進行を抑制することを見出した。また、物理的に肺血管の減圧を行う手法を行うことによって同様の効果を認めた。肺高血圧では交感神経活性化が生じることを見出し、肺高血圧患者における心臓交感神経イメージングの有用性を提唱した。
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