研究課題
挑戦的萌芽研究
抗菌薬の短時間殺菌能の新しい評価法として精密粒度分布測定の有用性を検証した。MRSA臨床分離株に対し、新規開発中の抗菌薬WAP-8294A2(以下WAP)とバンコマイシンを用いて、抗菌薬後短時間での生菌数の変化、精密粒度分布測定による菌径の変化などを評価した。その結果、WAP投与後短時間での生菌数の減少に一致して精密粒度分布測定での菌径の変化が確認され、短時間殺菌能の評価方法として精密粒度分布測定の有用性が示唆された。