研究課題/領域番号 |
24659608
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器外科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山本 浩文 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30322184)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | KRAS / colorectal cancer / microRNA / RAF/MEK/ERK pathway / PI3K/Akt pathway / carbonate apatite / nanoparticle / AKT / 大腸癌 / K-ras遺伝子変異 / セツキシマブ / MAPK/ERK / AP-1 |
研究概要 |
非癌細胞HEK293細胞とMRC細胞にKRAS変異を導入し、コントロールと比べ発現の低下する複数のmiRNAをmiRNA arrayによって抽出した。RASの下流のシグナル伝達系RAF-MEK-ERK-SRE、JNUK-AP1を抑えるmiRNA X, Yはいずれもシグナル抑制レベルに応じた抗腫瘍効果を示した。特にmiRNA Xの抗腫瘍効果は強力であり、マウス担癌モデルでも全身投与による治療効果が確認された。そのメカニズムとしてKRAS下流シグナルのみならず、AKTのcoding 配列に結合し、増殖抑制とアポトーシスの激しい更新とが相俟って癌細胞を著しく抑制することが明らかとなった。
|