研究課題/領域番号 |
24659783
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
冨田 興一 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90423178)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 移植皮弁知覚 / 脂肪組織由来間葉系幹細胞 / シュワン細胞 / 再生医学 / 皮弁知覚 |
研究概要 |
シュワン細胞(SC)の皮弁内移植に着目し、脂肪幹細胞(ASC)より分化誘導したSC様細胞(dASC)の皮弁知覚向上効果を検討した。ラット鼠径皮弁を挙上、GFPラットより得た各細胞を移植、再縫着した。20週後、皮弁遠位・中心部の神経密度を評価した。移植後各細胞は約2週間の生存を認めた。遠位部ではdASCとSC移植による有意な神経密度増加を認め、その程度は非知覚皮弁でより顕著であった。一方、ASC移植は神経密度に有意な影響を与えなかった。中心部では何れの細胞移植も神経密度に影響しなかった。移植後早期、皮弁遠位部に限定されるもののdASC移植が皮弁知覚向上への新規アプローチとなる可能性が示唆された。
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