研究課題/領域番号 |
24659898
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
山本 哲也 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (00200824)
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研究分担者 |
山田 朋宏 (山田 朋弘) 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (60335619)
笹部 衣里 高知大学, 教育研究部医療学系, 講師 (40363288)
北村 直也 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (70351291)
吉村 友秀 高知大学, 医歯学系, 助教 (80452697)
北村 直也 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (70351921)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 細胞競合 / 扁平上皮癌 / SPARC / 口腔扁平上皮癌 |
研究成果の概要 |
今回我々は、細胞競合関連蛋白であるSPARCの口腔扁平上皮の発癌における意義を検討した。SPARCは白板症の症例において異型度が強くなるにつれて陽性率が高くなり、早期浸潤癌では腫瘍細胞の多くに局在が認められた。株化口腔扁平上皮癌細胞にSPARC発現ベクターを導入すると細胞の増殖能が亢進した。さらに、SPARC導入株化OSC細胞を非導入細胞と共培養すると、非導入細胞が排除された。以上の結果より、SPARCは発癌初期においては細胞競合による淘汰からの回避に働くとともに、癌の発生・進展において重要な役割を演じていることが明らかとなった。
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