研究課題/領域番号 |
24683025
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2016) 東京大学 (2013-2015) 北里大学 (2012) |
研究代表者 |
袴田 優子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所, 日本学術振興会・特別研究員RPD (30450612)
|
連携研究者 |
田ヶ谷 浩邦 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (50342928)
井上 優介 北里大学, 医学部, 教授 (40232566)
花川 隆 国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, 部長 (30359830)
守口 善也 国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, 客員研究員 (40392477)
金 吉晴 国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所, 部長 (60225117)
松井 三枝 富山大学, 医学薬学研究部, 准教授 (70209485)
村山 憲男 北里大学, 医療衛生学部, 准教授 (00617243)
井澤 修平 独立行政法人労働安全衛生総合研究所, 主任研究員 (00409757)
佐藤 英介 杏林大学, 保健学部, 助教 (00439150)
水上 慎也 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (80759340)
|
研究協力者 |
小見 正太郎 北里大学, 病院放射線科, 放射線技師
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 22,620千円 (直接経費: 17,400千円、間接経費: 5,220千円)
|
キーワード | 注意バイアス緩和アプローチ / ランダム化比較対照試験 / 不安 / 抑うつ / ストレス / 注意 / 核磁気共鳴画像(MRI) / コルチゾール / 機能的核磁気共鳴画像(fMRI) / 扁桃体 / 機能連結性 / 注意バイアス / 認知バイアス / 注意バイアス緩和治療 / 核磁気共鳴画像 / 注意バイアス調整治療法 / 情動 / 認知バイアス調整法 / ランダム化比較対象試験 / 内分泌反応 |
研究成果の概要 |
本研究では、注意バイアス緩和アプローチ(ABM)という不安や抑うつに対する新しい予防・介入法の効果評価を行った。結果としてABM実施群は、コントロール群と比べて、ストレス関連症状が有意に低下していた。また小脳における灰白質体積の増加が認められた。ABMを受けた人のなかでは、介入前時点で注意バイアスが強いが実行機能が高かった人ほど、また海馬体積が大きかった人ほど、介入後にストレス関連精神症状がより多く低下していた。ABMを含め、一定の脆弱性を有する人々に対しても有効な認知介入プログラムを開発・発展させることが今後の課題である。
|