研究課題/領域番号 |
24686105
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
平林 大介 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00402397)
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連携研究者 |
榎田 洋一 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授 (40168795)
澤田 佳代 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (90372531)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 汚染土壌 / セシウム / 塩化揮発法 / 乾式除染 / 実土壌 / 模擬土壌 / 粘土鉱物 |
研究概要 |
原子力事故により発生した汚染土壌の除染のため,塩化揮発法によるセシウムの除去に関する実験研究を行った.塩化揮発実験に先立って,本研究では福島県下で採取した実汚染土壌の土壌粒径区分に対するセシウムの分布状況について調べた.土壌はナノスケールまで精密に分級し,高純度ゲルマニウム検出器を用いてセシウム137と134の比放射能について評価した.この知見に基づき,塩化揮発法の適用性を土壌へのセシウム吸着に最も寄与した,5マイクロメートル以下の粒子からなるベントナイトサンプルを用いて評価した.その結果,900℃以上の温度によって,塩化剤なしの場合の100倍以上にセシウム揮発量を増加できることがわかった.
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