研究課題
若手研究(B)
採取が容易なマウス末梢血から分離した単核細胞の培養に様々な因子を添加し、得られた細胞を雄性生殖器へ移植することにより、雄性幹細胞様細胞の作成を試みた。GFP陽性マウス末梢血由来単核細胞に、様々な因子を添加した培地を用いて細胞培養試験を行い、生存率、増殖能の検討および至適条件の探索を行った。また培養によって得られた細胞は、薬剤投与により内在性の精子幹細胞を除去した雄マウスの精巣および皮下に移植し、その増殖、分化を観察した。安定した細胞培養系は確立できなかったが、細胞移植では、基底膜と間質細胞にGFP陽性を示す細胞が観察された。また皮下移植では腫瘤が得られ、上皮細胞、間葉系細胞などを含んでいた。
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