研究課題
若手研究(B)
肩関節疾患のリハビリテーションではしばしば肩甲骨の不安定性が問題となる。本研究では,肩甲骨の動きや安定性に関与する筋に着目し,その形態と神経支配について解剖学的研究を実施した。各筋について得られた詳細な解剖学的所見は,①単一の筋のなかでも部位によって異なる機能があることを認識する,②隣接する筋との協同作用を考える,③疼痛の原因を追求する,という点で理学療法における評価や治療に大いに生かされるものと考える。また,これまでに報告のなかった新しい所見も得ることができた。これらの所見は,ヒトの身体の形態形成を考える上で非常に意義深い所見であったといえる。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 備考 (2件)
Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc.
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http://www.tmd.ac.jp/grad/fana/
http://www.tmd.ac.jp/grad/fana/index.html