研究課題/領域番号 |
24700618
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
松本 奈緒 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (30364699)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ムーブメント教育 / 体育授業モデル / カリキュラム / 運動の巧緻性 / 認知 / 国際情報交換 / アメリカ合衆国 / 際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究は近年報告される動きのぎこちない子どもの増加に対処するために運動プログラムを作成し、その効果を運動の巧緻性、身体・運動感覚について検証するものである。研究の結果、巧緻性については、身体、空間、速度、質、動きの制御の項目で単元前よりも単元後の方が向上した(小学校3,4年生対象)。身体・運動感覚については、1点目としてゆっくりした動きの際のきつさ、疲れる等の運動時の身体意識について子どもは気づくことができた。2点目として様々な運動を行う際の効率的な動きのためにどう身体を使ったらよいか、子どもは考えることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、作成されたムーブメント教育を中心とした運動プログラムは動きのぎこちない子どもに対処するためのひとつの方策として利用できる。本研究の結果により、小学校3,4年生の巧緻性が、身体、空間、速度、質、動きの制御について向上したことが明らかとなり、その効果の検証ができたといえる。また、その他結果として明らかとなった、気づきを通して身体を深く考える点については、自分の身体の状態を把握しながら調整して動くことにつながるであろう。また一方で明らかとなった動きの効率について考える力は、今回の活動だけでなく他の活動にも応用できるであろう。
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