研究課題/領域番号 |
24700756
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
渡邉 映理 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20433253)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | HPA経路 / 精神的ストレス / がん発症・進展 / 糖質コルチコイド / がん発症遺伝子 / GCR / 腫瘍細胞 / フィードバック機能 / がん関連遺伝子 / 腫瘍細胞株 |
研究概要 |
がんは日本における死因の第1位を占める疾患である。精神的ストレスががん発症、進展の一因であるということは広く知られているが、その分子メカニズムについては、これまでほとんど解明されていなかった。そこで本研究では、精神的ストレスに関連するHPA系とがん進展のメカニズムの関連を検討した。その結果、精神的ストレスを受けると分泌が増加するコルチゾールが、濃度依存的に、ヒトの胃、大腸、子宮、乳腺、肺などの腫瘍細胞の増殖を促進すること、また低酸素などの環境も腫瘍増殖に影響することが確認された。したがって、精神的ストレスとがんの発症、進展を結びつける因子として、HPA系が関与する可能性が示唆された。
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