研究課題/領域番号 |
24700764
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
川上 心也 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 助教 (60410271)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | Sirt1 / 視床下部 / 運動療法 / 摂食行動 / 内臓脂肪 / 摂食量調節 / 肥満予防 / 運動処方 |
研究成果の概要 |
本研究では、運動により生じる摂食量の低下が、視床下部で発現しているNAD依存性脱アセチル化酵素(Sirt1)により調節されるか否かを調べ、運動が視床下部Sirt1を介し生体に及ぼす影響とその機序について検討した。 その結果、視床下部Sirt1は、運動における摂食量の変化には関与しなかったものの、高脂肪食摂取時には内臓脂肪の代謝に関与し、摂取エネルギーの減少時には摂食量の調節に関与することがそれぞれ示唆された。従って、視床下部Sirt1は、栄養状態の変化に対し、エネルギーの蓄積・消費を調節し生体の生理的な健常性維持のために機能し、その機能は運動により向上する可能性が明らかになった。
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