研究課題/領域番号 |
24710154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
マイクロ・ナノデバイス
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研究機関 | 福島工業高等専門学校 |
研究代表者 |
磯上 慎二 福島工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (10586853)
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研究協力者 |
角田 匡清 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (80250702)
大兼 幹彦 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (50396454)
佐久間 昭正 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (30361124)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 窒化鉄 / スピン流 / スピンポンピング / 磁気緩和 / 窒化鉄薄膜 / 結晶構造 / Kerr効果 / スパッタ成膜 / 赤外線加熱プロセス |
研究成果の概要 |
負のスピン分極材料であるFe4N薄膜を用いた高効率スピン注入源の開発を目的として研究を行った.窒素とアルゴンの混合ガスによる反応性スパッタリング法と赤外線集光加熱プロセスを用いて,高品質Fe4N/Pt接合膜試料の作製に成功した.Fe4NからのスピンポンピングによってPt薄膜で発生するインバーススピンホール起電力は,従来使用されてきたNiFeなどの強磁性膜に比べて約1桁高い値を示すことを見出した.これはスピン流生成効率において負のスピン分極材料を用いたFe4N/Pt系の優位性を示唆している.
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