研究課題/領域番号 |
24720084
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
石谷 治寛 甲南大学, 人間科学研究所, 博士研究員 (70411311)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | トラウマ / 喪の労働 / 現代アート / セラピー / 記憶 / メディエーション / アーカイブ / 映像 / 喪の仕事 / パリ・コミューン / 戦争 / 農業問題 / 災害 / メディア・アート / 記憶・記念碑 / 戦争神経症 / 地中海 / セラピストとしての芸術家 / 心理劇 / 参加芸術 / インスタレーション・アート / パリ / リヨン / ジュネーヴ / シカゴ |
研究成果の概要 |
本研究では視覚芸術におけるトラウマの歴史とその表現について考察した。トラウマが心理ケアの方法として用いられてきた歴史は長い。戦争神経症やシェルショックが問題とされた第一次世界大戦前後にはじまるが、1980年代以降のPTSDへの関心にあわせて、芸術家はパフォーマティブな参加芸術に取り組むようになり、芸術批評やキュレーションの課題になった。本研究ではトラウマに取り組む具体的な芸術家の実践と理論を検証した。トラウマ的な歴史の記憶を視覚表現で再構築しすることで、個人の記憶のみならず集合的記憶としてともに美的に感受される。視覚芸術の歴史と理論の理解は、将来のトラウマの心理ケアの可能性につながる。
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