研究課題
若手研究(B)
本研究では、平安文学の写本・版本の形態から、文章の「区切り」や「段落」がどのように意識されているかを究明した。研究対象としたテキストは、江戸時代の『絵入源氏物語』と『枕草子春曙抄』、陽明文庫本『枕草子』甲本である。これらのテキストを分析すると、それぞれのテキストの理論によって、区切りや段落が表記されていることが明らかとなった。例えば、『絵入り源氏物語』では、改行により区切りが示されることがまま見られ、また『枕草子春曙抄』は、注釈を付すことによって区切れを表すことや、陽明文庫本『枕草子』甲本は、朱丸印、朱合点などにより、区切れがあらわされていることがわかった。
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福岡教育大学国語科研究論集
巻: 56
福岡教育大学紀要 第一分冊文科編
巻: 64
120006380094
巻: 55
40020036408
雅俗
巻: 13
40020168330
文学・語学(全国大学国語国文学会)
巻: 210
巻: 63
120006380015
小城藩と和歌~直能公自筆『岡花二十首和歌』の里帰り~
巻: なし
巻: 第62号 ページ: 17-28
巻: 第54号 ページ: 41-56
日本文学論究
巻: 第72冊 ページ: 30-40
40019631714