研究課題/領域番号 |
24720170
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
飯田 真紀 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (50401427)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 広東語 / 台湾語 / 否定詞 / 存在 / 文法化 / 否定 / 談話 |
研究成果の概要 |
本研究は中国語南方方言の一変種である広東語と台湾語における存在否定動詞“無”の否定詞への文法化の様相を明らかにすることを目指した。 まずはじめに、否定詞“無”及びその肯定形の対応形式“有”の各方言における使用範囲の相違について、述語句の持つ<時間的限定性>に注目しながら説明することの有効性を提起した。また、広東語については、“無V/有V”構文はVそのものの非存在/存在に言及するだけで、Vの実現への推移や変化に言及することができないという意味的特徴を持つことを、アスペクト助詞“-到”の機能の分析を通して明らかにした。そのほか、“有V”構文について、各方言固有の談話論的特徴を探った。
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