研究課題
若手研究(B)
本研究では主に以下の2点に関して研究を行った。第一に、ケープ・ヴェルディアンクリオールの言語データを収集し、分析することにより、ヒトの脳内に備わる統語知識の中でも、特に併合操作の仕組みに関して、多角的に検証を行った。第二に、統語操作によって構築された統語表示が、インターフェイスへと送られる際に適用される、転送操作の仕組みに関しても検証を行った。主節、補部及び付加部、それぞれの転送を詳しく見ることにより、転送操作は、統語表示を非可視的にするだけの「弱い」操作である可能性を指摘し、ラベル付けの観点からもこの立場が支持されることを主張した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (10件)
eLangauge (online journal)
巻: オンラインの為巻番号なし
Parameters as Third Factor Timing Optionality, eLanguage (online journal), Linguistic Society of America