研究課題/領域番号 |
24720252
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
松野 和子 静岡大学, 大学教育センター, 講師 (80615790)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | コロケーション / 言語情報処理過程 / コーパス / 反応時間 / プライミング / 言語転移 / 第二言語習得 / multi-word units / 英語学習者 / 英語母語話者 |
研究成果の概要 |
本研究による実験の結果、母語の違いに依らず、母語話者は概して二重処理によってコロケーションを処理するが、学習者は異なる処理を並行して同時に行うことが困難であることが考察された。特に、母語と異なる統語形式となるコロケーションは処理が困難であることが示唆された。学習者を習熟度別に分析すると、中級学習者に比べ、上級学習者では全体処理が行われるコロケーションが多くなることが分かった。表現パターンの記憶形成は、言語に内在する属性というよりは、経験によって得られた暗示的知識や明示的学習が影響していると考えられた。一方、コロケーションに内在する属性は、どの処理方法を採用するかに関係していることが示唆された。
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