研究課題/領域番号 |
24730104
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
新領域法学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村上 画里 大阪大学, 知的財産センター, 特任准教授(常勤) (70597351)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 内部分裂 / 著作権 / 商標権 / 共有 / 委任 |
研究概要 |
団体が何らかの形で内部分裂をした場合に、元の団体が保有している権利、あるいは、分裂後の団体との間で共有している権利の利用関係について、需要者の立場に着目して研究を行った。研究の結果、内部分裂事例については、知的財産権の性質により、求められる帰結が異なることが判明した。 著作権に関しては、内部分裂の紛争当事者間の内部関係の問題にかかわらず、著作物の利用をさせる必要性があることがわかった。商標権については、内部分裂に関して多数の事例が存在し、いくつかの類型に分類することができた。いずれの類型においても、需要者が出所混同しないよう、商標の使用を一本化させることが求められることがわかった。
|