研究課題/領域番号 |
24730155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
村上 友章 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 研究員 (80463313)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 経済外交 / 高碕達之助 / 日中関係 / 日ソ関係 / 日米関係 / 外交史 / 政治史 / 国際関係史 / アメリカ / イギリス / ロシア / 中国 / フィリピン / 台湾 |
研究概要 |
本研究は、戦後復興期の経済外交において、実業家出身の保守政治家・高碕達之助が果たした役割を考察した。その結果、高碕が、戦後初期から独仏を中心に石炭・鉄鋼の共同管理を目指したシューマン・プランを参考に、アジアを中心としたグローバルな経済外交を試みていたことが分かった。したがって、同プランが独仏和解を主たる目的としていたように、こうした高碕の経済外交も、中国、ソ連との和解を目指した、日中LT貿易協定や日ソ昆布採取協定へと結実したのである。
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