研究課題
若手研究(B)
本研究では、安定性および耐戦略性の観点から、マッチング・メカニズム設計問題について考察した。まず、1対1マッチングと呼ばれるクラスの問題において、片側のプレイヤーの選好集合が制限されている環境を考察し、安定的かつ耐戦略的なメカニズムが存在するための必要十分条件を与えた。次に、多対1マッチング問題で、安定マッチングが一意的に存在するための必要十分条件について考察した。本研究では、片側のプレイヤーの選考プロファイルについての条件と、定員ベクトルについての条件という2つのタイプの必要十分条件を提示した。
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Social Choice and Welfare
巻: (掲載決定) 号: 3 ページ: 683-702
10.1007/s00355-014-0803-1
