研究課題
若手研究(B)
実施した研究は、(1)見せかけの長期記憶性の検定、(2)フラクショナル共和分検定、の2つのトピックおいて非定常長期記憶過程にも適用可能な検定方法を提案することである。得られた研究成果は以下の通りである。(1)では検定統計量の極限分布を導出し一致性を示した。シミュレーションにより有限標本での性質を調べた。また、為替データを使い実証分析もした。(2)では、各系列の和分オーダーdが既知の場合で検定統計量の検出力が既存のものより高いことを確認した。
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