研究課題/領域番号 |
24730252
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
滝澤 美帆 東洋大学, 経済学部, 准教授 (50509247)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 無形資産 / 生産性 / トービンのQ / 投資 / IPO / ベンチャーキャピタル / 資金制約 / 企業価値 / 日米比較 |
研究成果の概要 |
本研究では、上場企業の財務データより、無形資産を計測し、無形資産が企業価値に与える影響を観察した。その結果、設備投資行動のモデル化に当たって、無形資産を考慮する必要性が確認された。加えて、無形資産を含んだ設備投資モデルの推定結果から、より強い資金制約に直面している企業ほど、無形資産を含む設備投資が阻害されている可能性が示唆された。 次に、無形資産が先進諸国、特に米国と日本の経済にどのような影響を与えるのかを分析した。ミクロ(企業)レベルの分析において、米国では、無形資産投資が生産性成長の重要な要因であることが示されたが、同様の結果は、日本では観察されなかった。
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