研究課題/領域番号 |
24730487
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 愛知学院大学 (2014-2018) 日本福祉大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
加藤 佳代 (鈴木佳代 / 鈴木 佳代 / 加藤 佳代(鈴木佳代)) 愛知学院大学, 総合政策学部, 講師 (90624346)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | ライフコース / 健康 / 高齢者 / ソーシャル・キャピタル / 社会参加 / ソーシャルキャピタル / 社会経済的地位 / SOC |
研究成果の概要 |
地域在住高齢者20名に対し、人生を振り返る形式でインタビューを行い、その語りの内容を分析することで、高齢期の健康維持生成に重要であるとされるソーシャル・キャピタルがいかにして形成されているか、また人生の中でどのように変化したり、健康状態や健康行動に影響を与えたりしているかを明らかにした。高齢期のソーシャル・キャピタルには青年期や壮年期の就労経験や人とのつながりが影響しており、健康な高齢期のために社会参加しやすい社会環境づくりを工夫していく重要性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢期の健康維持生成を考えるうえで、青年期・壮年期の経験や社会関係が重要であること、しかしながら高齢期における心理社会的健康やソーシャル・キャピタル(人とのつながり)が健康に与える影響力は過去の不利以上に大きいことは、生涯にわたる健康や、健康政策を考える上で大きなポイントとなる。また、今回の研究で作成した「人生年表」は、情報やポイントを共有しながら語りを進める上で大きな役割を果たした。今後のライフコース研究のみならず、福祉や医療の分野においても利用価値が高いと考えられる。
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