研究課題/領域番号 |
24730573
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
井上 淳 浜松医科大学, 医学部附属病院, 臨床心理士 (90535577)
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研究協力者 |
鈴木 勝昭 浜松医科大学, 医学部精神医学講座, 准教授
岩田 康秀 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師
松尾 香弥子 浜松医科大学, 医学部精神医学講座, 特任准教授
望月 洋介 浜松医科大学, 医学部附属病院, 臨床心理士
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 強迫性障害 / 症状ディメンション / 曝露反応妨害法 / 森田療法 / 治療戦略 |
研究成果の概要 |
強迫性障害への治療戦略を探索するために、診療録に基づく後方視的検討を行った結果、汚染のディメンションの場合、ERPの改善率が高く、傷害・攻撃性のディメンションの場合、森田療法の改善率が高いこと、対称性・整理整頓のディメンションの場合、ERP以外の行動技法および森田療法の改善率が高いことが示唆された。この治療戦略に基づき、治療を施行した結果、高い改善率が得られた。また治療を施行した4症例に対し、治療期間の前後に強迫症状賦活課題を用いたfMRIを施行した。その結果、治療後には自己認知に関与すると考えられているデフォルトモードネットワークの正常化が見られ、fMRIにおいても治療効果が確認された。
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