研究課題/領域番号 |
24730642
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
柳井 修一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60469070)
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研究協力者 |
遠藤 昌吾
新崎 智子
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 記憶・学習 / 老化 / 多剤併用療法 / シロスタゾール / ドネペジル / 記憶 / 学習 / Cilostazol / Phosphodiesterase (PDE) / 認知症 / アルツハイマー病 |
研究成果の概要 |
本研究において、PDE3阻害剤シロスタゾールの長期投与が老齢C57BL/6Jマウスおよび老化促進マウス(SAMP8)の記憶・学習機能を若齢マウスと同程度にまで改善することを明らかにした。この成果を受け、シロスタゾールを「軽度認知障害治療薬」として適用拡大するための治験が平成27年に開始された。 また、単独では効果を持たない濃度のシロスタゾールとドネペジルを組み合わせることにより、老齢C57BL/6Jマウスの記憶・学習機能が向上することを明らかにした。この結果は、他の疾患で有効性が確認されている多剤併用療法が記憶障害や認知症の治療にも有効である可能性を示唆している。
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